AND... 30女の次の一手

日々気になったコトまとめ。女性が働くということ/たまにジャニごと(主にKinKi)

完璧より完成を目指す

いやー私完璧主義なんです

完璧主義というより、単純に「失敗したくない」という完全なるエゴなんですが。これまでいい子ちゃん+自己主張 路線で生きてきたので、失敗したくない!おこられたくない!こだわりたい!なんて傾向にあるんですが、企業で働く中で、不確定なことに時間をかけても意味が無いことが分かったので、メモ書き。(皆さんは締切を守る方だと思うので、あくまでも自分の思考まとめ!)

 

なぜ時間を守る必要があるのか

そもそも社会人たるもの「時間意識が大切」「時間・締切を守るように」と言われるが、何故だろう。

ちょっと考えてはみたものの「他人にまで影響を及ぼすから」これに尽きると思う 。初めから終わりまで自分ひとりで完了できる仕事というのは少なく、仕事には多くの人が携わっている。自分の遅れがその後の工程の全ての人に影響を及ぼすと思うと、提出遅れはリスクがあるというのは明らかだろう。

とはいえ、やむを得ず締切に間に合わない場合や、携わる人数が少なく自分で回収できそうな場合、締切を過ぎてしまうこともある。(終わりが見えた瞬間、速度が落ちるのは私の悪いくせ。安心感ってこわいですね。) そういう時もも間に合わないとわかった時点でなるべく早く「●●までは出来ている。ただ××までやるには△△位時間がかかりそうなので、△△まで締切を伸ばしてもらえないか」と上司に報告・相談しておいた方がいい。ボヤが大火になる前に手を打つことが大事!

 

こだわり始めた自分に気づいたら

そして 「完璧主義」というのは、締切厳守の大切なルールの妨げになることが良くある。締切は分かっているが、気になると止まらないのだ。例えばパワポ資料についても「文章中、どの単語で改行するか」「フォントの大きさは揃っているか」「中央に配置されているか」「言い回し」「配色」人によってポイントは違うだろうが、私はかなり細かいほうなので、いくらでも挙げられる。もはや、この時点になると頭の中は「締切<自分の思い描く完成度」の状態だ。

 

こんな風に資料デザインやメールの文章等にもこだわり出してしまう私が戒めにしているのは「仕事は芸術じゃない」という言葉だ。人の考え方はそんな簡単に直らないので、今でも修正に没頭している時もあるが、思い出しては「しまった、しまった!」と手を止めることが出来るようにはなった。仕事ととは、自分のこだわりを表現することが目的ではなく、あくまでもその先の購入や採用に繋げることが目的なのだ。細部までこだわったことが、採用に直結するならまだしも、大体の資料は分かりやすく伝われば良いのである。(分かりやすくという点からみた、修正は必要な場合もある)

 そして時間をかけても意味が無い最大の理由は「どうせ直される」からである(涙)!!これは若手の頃に身をもって学ぶと思う。「よし!完璧」とドヤ顔で提出したところで、上司が考えている絵と違っていたら、容赦なく指摘が入り、あんなにこだわった改行や配置なんてもろく崩れ去る。そして段々悟りはじめる「どうせ直されるんだから、この辺りにこんな事を書く予定ってことが伝わればいい」という事に。むしろ早く出して、早く指摘してもらって、早く修正した方が、最終的な資料の完成度は高くなると思う。

他に仕事においても、相手に投げかけてみないと、その後の動きが分からないことが非常に多い。どうなるか分からないことに時間をかけていても、自分が思うパターンじゃなかった時に、その費やした時間は無駄になるだけだ。

 

改めて、締切に対する意識で大事なことは

  • 完璧じゃなくて完結を目指ざす
  • 取り敢えずでもいいから、早く動く

ということ。社会人歴8年目にして改めて思うのは、この意識とその人自身の仕事できる度合いは割と比例しているということ。どんどん挑戦してどんどん失敗した方が成長角度は上がっていく。

 

(私は元来この2つが苦手なもんで、反省反復の日々…)